アイ・ワナ・ビィ・ウィズ・ユー! トゥナイト!!
NHKは21日、過去に放送したFM番組「サウンドストリート」の録音テープをネットで公開する「NHK青春ラジカセ」をグランドオープンする。
「サウンドストリート」は1978年11月23日から1987年3月20日まで、月曜から金曜の22時台に放送されていたDJ番組。
佐野元春、坂本龍一、甲斐よしひろ、山下達郎らが曜日替わりでDJを務めた。
「NHK青春ラジカセ」は、「サウンドストリート」の放送開始30周年と、NHK-FMの40周年(2009年3月1日)を記念して公開するもの。
当時放送した番組の音声ファイルをストリーミング配信するほか、各DJが語る「『サウンドストリート』と若き日の自分について」、番組担当ディレクターが語る「制作舞台裏」などの特集記事も掲載する。
21日のグランドオープン時点で公開するのは、1981年4月の坂本龍一による第1回放送分など5本。
今後、毎週金曜日に更新していく予定だ。ただし、著作権の関係で残念ながら選曲部分は中抜きし、DJのトーク部分のみを編集。番組じたいは40~50分だったが、15分前後になっている。
なお、NHKでは放送当時、FM放送のテープを保存する制度がなく、ほとんどのテープは残っていないという。
今回、関係者やリスナーらから“エアチェック”したテープを提供してもらい、デジタル化した。今後もリスナーから“エアチェック”テープの情報を募り、アーカイブ化を進めていく考えだ。
1970~80年代、多くの若者たちがFM情報誌を片手にラジカセにかじりつき、自作のオリジナルテープを作るため“エアチェック”に明け暮れました。
そんな世代を熱中させた番組のひとつが、NHK-FM『サウンドストリート』で「FM STATION」誌の表紙などで知られる鈴木英人による書き下ろしイラストで飾られている。
また、番組アーカイブページは、カセットテープをモチーフにしたインターフェイスを採用。
積み上げられたカセットケースの中から聴きたい放送のラベルをクリックすると、カセットテープが回るFlashアニメーションを表示しながら音声が流れる仕掛けになっている。早送り/巻き戻しも可能だ。
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