2008年11月11日火曜日

アナログレコード受難の時代

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日本国内でアナログレコードショップや販売網を展開していた老舗のひとつ、CISCO RECORDSが倒産した。

 

ここ数年のCDはもとより、アナログレコードの販売不振が続く状況から、CISCO RECORDSは昨年12月にすべての実店舗を閉店。


今年はオンラインを中心とした通信販売で営業を続けていたが、現在はウェブサイトがサーバメンテナンス表示のみとなっている。

 

CISCO RECORDSの経営母体である株式会社シスコ・インターナショナルは10月31日付けで「業務廃止」を掲示、改めてアナログレコード受難の時代を印象づけることになった。

 

「この1年、企業再建をかけて努力しましたが、力が及びませんでした。音楽ソフト市場が慢性的に縮小していることに加え、クラブミュージックが他のジャンルに比べて厳しさを増していることがこたえました」 と語る。

 

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ひと頃の「DJブーム」で一息ついたが、3~4年前からDJの「レコード離れ」が目立ち、それが響いたようだ。


「1990年代から2000年までDJブームが到来し、レコードの売上げが急増しました。ところが3~4年前からCDやパソコンを使うDJが増えて、需要は減っています


世界のクラブミュージックを配信するサイト「WASABEAT」が07年1月にオープンし、これまでアナログでしか購入できなかった音源や日本未入荷の曲がダウンロードできるようになった。1曲あたり数百円で、レコードに比べて安く、ノートパソコンにダウンロードすれば何曲でも持ち運べるというメリットがある。

また、レコードに近い形で操作できるDJソフトも数年前に発売。


音楽環境の進化がDJの「レコード離れ」に拍車をかけている。

 

同じくアナログレコード販売で有名なMANHATTAN RECORDSを運営するLEXINGTONも一時経営難から昨年11月にハウス店をクローズするなど業務内容を刷新。


また渋谷のレコードショップHome Bass Recordsも今年初めに実店舗を閉店、中古レコードを扱っていたSounds of Blacknessもクローズなど、アナログレコード販売の不振は深刻な状況にある。

 

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♪昔のアナログレコードのジャケットと現実世界が合体!!

http://news.ameba.jp/trend-gyao/2008/11/20299.html

http://curiousphotos.blogspot.com/2008/11/38-creative-pics-of-people-and-vinyl.html