2008年8月29日金曜日

ホルガエキスポ

 

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写真ギャラリー「ナダール大阪」(大阪市中央区南船場3、TEL 06-6251-8108)で8月26日、トイカメラ「ホルガ」で撮影した写真を展示する「ホルガエキスポ2008」が始まった。主催はホルガ専門写真サークル「ホルガ会」。


トイカメラとは、「Toy(おもちゃ)」の「Camera(カメラ)」のことで、構造や機能がシンプルな「半人前」のカメラ。キングオブトイカメラとも称される「ホルガ」は、中国で製造されているオールプラスチック製のカメラで、価格は4,500円程度。近年「気軽に始められるフィルムカメラ」として30~40代女性を中心に幅広い層の間でブームになっている。

風景などを鮮明に写すというよりは、あいまいに写し出すのが特徴で、「それが逆にデジタルカメラとは違う、味のある写真が撮れるのが魅力」(ホルガ会代表の吹雪大樹さん)。

 

 

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2002年より毎年開催されている「ホルガエキスポ」は、「世界最大規模」(同会)ホルガのみの写真展。7回目となる今回は、ホルガ会メンバー64人の作品128点が同会場と「ナダール渋谷355」(東京都渋谷区)の2会場を巡回する。前半・後半で作品の入れ替えを行い、大阪での日程は前半=8月26日~31日、後半=9月2日~7日。開催時間は11時~19時。月曜休廊。


吹雪さんが代表を務める「ギャラリー・アビィ」(中央区南船場2)では、「ホルガエキスポ」に2回以上参加経験のあるベテランフォトグラファーによるホルガ写真展「ホルガジャンボリー」を同時開催。両ギャラリーを巡回し、「ホルガ」の世界を楽しむことができる。開催日程・休廊日は「ナダール大阪」と同じ。開催時間は12時~19時。


2001年12月、「ホルガカメラの面白さ」を伝えるため吹雪さんが設立したホルガ会は、現在の会員数は1,877人。撮影会や品評会、アートイベントへの参加など全国規模で活動を続けており、ホルガカメラ専門のサークルとして各種メディアにも数多く取り上げられている。

 

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2008年8月19日火曜日

リアルせんとくん

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平城遷都1300年祭まで、19日であと500日。

奈良県内各地で約1カ月間にわたって「スターティングイベント」が開かれる。

全国から集まった約1600人の「応援団」の結団式や、平城宮跡に復元中の第一次大極殿正殿の特別公開、平城京とゆかりのある地域がテーマのフォーラムなど盛りだくさん。

話題の公式マスコット「せんとくん」が参加するイベントも。

関係者は「みんなで祭り気分を盛り上げて」と話す。

 

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メーンイベントは19日午後4時から、奈良市のなら100年会館で。ヒット曲「ビューティフル・サンデー」で知られる御所市出身の歌手田中星児さん(60)と橿原市出身のアイドル松井絵里奈さん(21)が応援団長として参加。

奈良や海外の伝統芸能が披露される。参加無料。

 

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同館前で午後1時から、道の駅の物産や大和野菜の販売があり、夕方からはろうそくを使ったライトアップも。

近鉄奈良、大和八木両駅前では同日正午から、2010年の元日までをカウントダウンする残日計の除幕式。せんとくんの着ぐるみが初登場する。

 

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2008年8月7日木曜日

Songs for Tibet

 

 

北京五輪開幕直前の8月5日に、スティング(Sting)ら有名アーティストによる、チベット(Tibet)民族運動を支持するアルバム『Songs for Tibet』がリリースされた。

 

スティングのほか、デイヴ・マシューズ(Dave Matthews)、モービー(Moby)、アラニス・モリセット(Alanis Morissette)、ジョン・メイヤー(John Mayer)、スザンヌ・ヴェガ(Suzanne Vega)など、そうそうたる面々が参加している。

 

同アルバムの企画者のひとりで、非営利団体「Art of Peace Foundation」のメンバーでもあるMichael Wohl氏は、「このアルバムはチベットの重要性、チベット文化の素晴らしさ、そして現在チベットの人々が直面している危機に対して、人々の関心を向けるためのものだ」と語った。

 

同アルバムは北京五輪開幕の3日前にあたる8月5日にiTunesで全世界に配信され、翌週にそのほかのサイトで購入可能。

 

このリリースのタイミングは熟考した結果だと、Wohl氏は話す。「世界が中国に注目しているときに、根源的な表現方法である音楽を通して、チベットへの支持を表明しチベットの人々の平和のメッセージを伝えたかった」

 

北京五輪開催の機会を利用して、中国のチベット支配に対する懸念や、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ(Dalai Lama)14世への支持を表明する団体は多い。

 

五輪参加選手に対し、手で「T」という文字のジェスチャーを作りチベット問題を支持していることを示してほしいと訴える団体もある。

 

3月に上海でコンサートを行ったアイスランド人歌手ビョーク(Bjork)は、ステージで「チベット」を連呼。中国当局はこれを非難し、海外アーティストへの規制を強化すると発表している。

 

http://torchrelaybeijing2008.org/