映画「阪急電車」 １２月にクランクイン！

 

 

映画「阪急電車」関テレ初“社員監督”

阪急今津線を舞台にした有川浩氏の同名小説の映画化、「阪急電車」（来年初夏公開）のメガホンを、関西テレビ制作部の三宅喜重監督（４３）が執ることが６日、わかった。“社員監督”は関テレでは初。

 

三宅監督は１９９０年入社で９７年から東京支社勤務。制作部ドラマ監督として草なぎ剛（３６）主演の「僕－」シリーズ３部作（２００３、０４、０６年）や「ブスの瞳に恋してる」「結婚できない男」（０６年）などで演出力を高く評価された。

 

「僕もいつか映画をやってみたかった。見た人がほっこり、やさしくなれるよう、関西の匂いが出る映画にしたい」

 

結婚後に転勤するまでの１年間を今津線沿線の門戸厄神で暮らした三宅監督。１２月のクランクインを前に、「懐かしくて映像が想像できる」と“元沿線住民”ならではの演出プランをふくらませている。

 

後輩に恋人を横取りされた主人公のＯＬ、翔子役は女優、中谷美紀（３４）。「穏やかなお人柄の三宅監督が描き出すこの作品が、忙しい毎日に疲れて何事にも無関心、無感動になってしまったあなたの心をそっとときほぐして差し上げられるかもしれません」とメッセージを寄せた。

 

女優・戸田恵里香

（連ドラ「牛に願いを Ｌｏｖｅ＆Ｆａｒｍ」「ありがとうオカン」で三宅監督とタッグを組んだ共演） 「またご一緒させていただけることが何より嬉しい。

お力になれるよう頑張ります」

 

 

 

 

 

 

あらすじ

 

阪急今津線の宝塚南口駅から電車に乗り込んできた結婚式帰りのＯＬ（中谷美紀）、恋人の横暴さに戸惑う女子大生（戸田恵里香）ら、同じ車両に乗り合わせた乗客らの人生が片道１５分のローカル線で交錯する。

脚本は、映画「いま、会いにゆきます」（０４年）の岡田惠和。１２月にオール関西ロケで撮影される。

 

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