「空飛ぶ広報室」ドラマ化!新垣結衣、連ドラ初主演!!
4月14日(日)よる9時スタート<初回85分スペシャル>
日曜劇場「空飛ぶ広報室」
数々のヒット作を生み出してきた
人気作家・有川浩の話題作がついにドラマ化!!
人生どん詰まりの美人ディレクター
meets
航空自衛隊の元戦闘機パイロット
人生の壁にぶち当たった二人が新たな夢を見つける成長ストーリー!!
女優の新垣結衣さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で4月にスタートする「空飛ぶ広報室」で主演を務めることが13日、分かった。
新垣さんがTBSの連続ドラマで主演を務めるのは初めて。ドラマは「図書館戦争」シリーズや「フリーター、家を買う」などで知られる有川浩さんの人気小説が原作で、新垣さんは美人テレビディレクター・稲葉リカを演じる。
新垣さんは「リカの仕事に対するまっすぐさというか、まっすぐ過ぎて盲目がちなところは台本を読んでてもどかしくなるときもありますが、リカも私たちと同じように失敗して、落ち込んで、何かに気づいたり、ときには気づかずに繰り返したり、立ち止まったり、走ったり、皆さまにリカを通じて改めて感じて知ってもらえることがたくさんあると思います。そうなるように頑張ります」と意気込みを語っている。
http://ameblo.jp/nago-inkyo/entry-11432921179.html
物語の舞台は2010年、東日本大震災以前の航空自衛隊の広報室。ひょんなことから関わりを持つようになる主人公・稲葉リカと航空幕僚監部広報室広報官・空井大祐の2人が、人生の第一希望に挫折しても次の目標を見つけ奮闘する姿を描いていく。
人生は思い通りになることばかりではない…むしろ思い通りにならないことの方が多いし、夢が途中で絶たれることもある。自分が本当にやりたい仕事を出来ている人なんてほとんどいない。
だけど、思い通りにならなかった時に、夢に破れた時に、やりたくない仕事をやらなければならない時に、どう動くかで人間の真価は決まる・・・「なりたいものになれなくても別の何かになれる」…「仕事」にひたむきに向き合い取り組んでいく2人の姿は、現実社会で仕事をする全ての人々の共感を呼び、彼らの背中を強く押す応援歌になることだろう。
ドラマでは、原作では淡い2人のラブストーリーをより深く、そして3月11日の東日本大震災後の2人の人生の行方も描いていく。
また、個性的でバラバラなメンバーが一丸となって「航空自衛隊」という特殊な職業の魅力を世の中に必死に伝えようとする姿も生き生きと描いていく。いまだ閉塞感がただよう日本に、明日からの日々の背中を押してくれる・・・そんなドラマを4月日曜劇場でお届けする。
書評・・・落語家・桂文珍
等身大の隊員が描かれている
自衛隊をモデルにした本は数多くあるが、今回の『空飛ぶ広報室』は軽いタッチで書かれているように見えて、実は本質に一番近いところを描けているのではないかと読みつつ思った。
不慮の事故、それも空での事故でなく一般道の交通事故に巻き込まれ、本来なら航空自衛隊の戦闘機パイロット、やがてはあのブルーインパルスのパイロットを目ざしていたF15戦闘機パイロットの主人公、空井(そらい)はP免、つまりパイロット資格剥奪の処遇となり、防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室の一員となっている。いわばペーペーの新入り。
そこへ、TV局の元々は記者だったがディレクターになり何をどう番組を作ればよいのか途方に暮れるドンづまりで、自衛隊については何とも無知な稲葉リカがやってきてからの無理難題、次々と問題が起こるなか、物語を読み進むと、いつの間にか日本の防衛についての概要も見えてくるのがなかなかよいのだ。
この本を我が国の前防衛大臣にもお読みいただいておれば、あんな国会でのトンチンカンな答弁もなかったのではないかと思ってしまう。
作品中、ブルーインパルスも出てくる、その基地は3・11で大きな痛手を受けた松島基地。そこにも取材し、彼ら隊員がふとした拍子に涙するのは、大きな悲しみを知っているから。
自衛隊はいざ災害というとき、その地の悲しみに立ち会う、そして手を差し伸べるのです。
あの東日本大震災の後、いろいろな詩(うた)がありましたが、千葉県浦安市の白石美代子さんの「ランドセル負いたる遺体抱きしめて 自衛隊員泥沼の中」、この詩を想い出し、私はいつも涙します。
そんな人々に我々は守られている。
等身大の隊員が描かれている作品です。(幻冬舎・1680円)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120825/bks12082508270002-n1.htm
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