2008年3月22日土曜日

スガ鹿男

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「鹿男あをによし」の原作者マキメマナブ氏の処女作

『鴨川ホルモー』。

やっと、読み終えました。

 

・普段から小説を読まない私w

・なかなかホルモーの核心にたどり着かない本作品の内容

・最近、移動中はiPodのみ、雑誌を読んでも気分が悪くなる

 

という理由で読み終えるまで かなり時間を費やしました。

が、しかし、、、期待していたより面白かったです。

 

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TVドラマ「鹿男」の最終回で鹿と小川孝信(主人公)、藤原道子、堀田イトが渡っていた横断歩道で”アビー・ロード”のオマージュとも取れるシーンが出てきました。

が、これは”鴨川ホルモー”の表紙だったんですね w

 

先頭がスガ氏、続いて高村君、3番目が主人公の安倍君、そして凡ちゃんが八坂神社をバックに四条通を闊歩しています。

作品に出てくる場所はおなじみの観光地でなく京都の学生の出没スポットばかりなので懐かしく、最高に楽しめました。

 

映画化が決定したそうで、今年に入ってからも かなり売れているそうです。

 

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時代背景や歴史的人物を織り交ぜ、インディ・ジョーンズのような(TVゲームのようだ!という声もありますが)ホルモーの場面を読んでいくと、ある小説を思い出します。

そう、「ダヴィンチ・コード」です。

 

重厚さはなく、随所にお笑いのエッセンスをふんだんに取り入れ「鹿男」と同様、非常に楽しめました。

映画化で知っているお店や場所が出てくれれば、奈良に続き京都も今以上ににぎわうでしょうな~!